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生態・特徴

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海外で見られる様々な色のアップルスネール

わたしたちが普段熱帯魚店で購入することのできるゴールデンアップルスネールの学名は Pomecea bridgesii と言い、この種類は 元来シマ模様のある地味な茶色をしているのですが、突然変異で現れたアルビノ(色素欠乏症)個体を掛け合わせて固定化したものがゴールデンアップルスネールです。
日本の熱帯魚店で見ることのできるものはほぼ間違いなくゴールデンなのですが、海外ではその他に様々なカラーバリエーションのアップルスネールを見ることができます。
黒、白、青、紫、赤、ピンクなどなど。さらにシマ模様のあるもの、無いもの。
色の違いは殻だけではなく、体(足)にも現れます。それらのパターンが組み合わさって豊富なカラーバリエーションのアップルが出来上がっています。

遺伝による色の決定

なぜそんなにたくさんの色があるのかと言うとそれは遺伝子の影響であり、親であるオスとメスの持つ遺伝子のかけ合せによって変化が生じる為です。
ご存知のように人間には血液型があり、O型の男性とO型の女性の間の子供がO型になり、その子供がさらにO型と結婚するとまたO型が生まれるように、アップルスネールの色に関しても同じような、組み合わせと言う名の遺伝の法則が起きていると考えられます。
アルビノであるゴールデンアップルスネールは、その色遺伝子において他の要素を含まないため、基本的にはどれだけゴールデン同士(アルビノ固体同士)を掛け合わせても、他の色のアップルスネールが生まれることは無いのです。
もしも、オスとメスが違う色の要素をその遺伝子の中に持っていればその子供の色はオスの色を受け継ぐか、メスの色を受け継ぐかどちらになるかは分からず、場合によっては殻は父親の特徴を受け継ぎ、体(足)は母親の特徴を受け継ぐと言う結果になることもあります。
まさしく私たちが中学校や高校で勉強したような遺伝の法則にのっとって決定されていて、基本的に優勢の色と劣勢の色があって、それらの条件のもと子供の色が決定されます。ただし、どの色が優勢でどの色が劣勢である、もしくは水、光り等の条件がいかに影響するかなどは、まだあまり解明されていないようです。

突然変異

ごく稀に法則を無視した突然変異体が生まれることもあるようです。もちろんアルビノの発生も、本来のアップルスネールの色遺伝子が機能しなくなったことに起因していると言えます。つまりそこを加味すると日本にでもゴールデン以外の色のアップルスネールを飼う事も夢ではないと言えます。突然変異個体が発生した場合は別途飼育し、掛け合わせることで3代目以降に別色のアップルスネールが固定化されることが期待できます。日本でアップルスネールの別色を飼育するには今のところ、突然変異個体を期待するのみが方法かと思われます(植物防疫法でリンゴガイ科は輸入禁止のため)

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