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生態・特徴

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呼吸

アップルスネールはえら呼吸と肺呼吸ができる貝です。水槽から逃げ出した場合でもすぐに干からびて死ぬようなことはなく、ピッタリとふたを閉めて水のない場所でもある程度の期間生きながらえることができます(数ヶ月間生きたという話も聞きます)。
また産卵時には水面より上に卵を産むため、およそ一時間ぐらいを空気中で過ごします。
野生のリンゴガイ科の仲間は干ばつにも耐えうる性質を持っており、殻に閉じこもり泥の中でじっと雨季が来るのを待つものもいます。

基本的に水中にいるときにはえら呼吸によって水中の酸素を取り込みます。しかし水中で酸素が足りなくなってくると体の左側に備わった管をにょきっと出して、水面上の空気を肺呼吸によりとりこみます。この管は普段は縮まって殻の中に隠れているのですが伸びるとかなりの長さになり、成体ではその管の長さはおよそ10cm近くに達します。

肺呼吸が可能ならば空気中に出て呼吸をすればよさそうなところをなぜ、管が必要なのでしょうか。

野生で生きるアップルスネールにとってそれは“身を守る手段の一つだからである”とされています。野生のアップルスネールたちは常に天敵である鳥などに食べられる危険をはらんでいます。容易に外の世界に出てしまうと天敵の目に付き生命の危機に直面してしまう確立は非常に高くなります。そういった理由でアップルスネールは管を伸ばして空気を吸うと考えられます。
決して怠け者だからではありません。

呼吸?呼吸?呼吸?
呼吸?呼吸?

10cm以上「にょきっ!」と伸びたアップルの管。空気を吸った後は満足して収納されます。

真夜中の脱走

ただ、そうは言ってもアップルスネールを飼育すると必ず一度は水槽の外で発見するものです。
朝目ざめて水槽を眺めるとなぜか数が足りない。そこであたりを捜索すると殻に閉じこもったアップルスネールが転がっています。
私も一度、水槽の水替え用のバケツのそこにたまった冷えた水の中にいるアップルスネールを発見したことがあります。夜中に水槽を抜け出し、たまたま近くにあったバケツの中にダイブしたのだと考えられます。
アップルスネールは好奇心旺盛で運動量もかなりあるので、油断して水槽のふたを開けっ放しにしておくと間違いなく外へ這い出していくことでしょう。 産卵は水面より上の空気中で行うので水槽の水位が高い場合、水槽壁面に卵を産み付けることができず水槽の外に這い出してしまいます。朝目覚めると水槽の外側にアップルの卵塊がついていてびっくりしてしまうでしょう。
それらを防ぐためにもしっかりと隙間なく蓋をして、水位を上げすぎないように心がけましょう。

とはいえ、ほかの熱帯魚たちと一緒に住まわせる場合アップルスネールのためだけに水位を下げるのも癪だとは思いますので繁殖を望まないのであれば、蓋さえきっちりして逃げ出せない状態にしてあればその水位を下げる必要はないかと思われます。
少しの隙間でも逃げ出していくので気をつけてください。私の経験では、水槽と壁の間の隙間を掃除したら逃げ出した大きなアップルスネールが何匹か干からびていたこともありました・・・。

SUPER APPLE WORLD!
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ダダダダダダッ!
アップルは最大で約8cmにもなりますよ。
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